秋の栽培におすすめ!ほうれん草特集
こんにちは!小林種苗ネットショップです!
今回は9月からまき時が始まる
小林種苗のほうれん草「くろしお」 ・「天下布武」・「イナズマ11」をご紹介させていただきます!
特徴から育て方までをご紹介いたしますのでぜひご覧くださいませ✨
この時期にほうれん草がオススメの理由
①ほうれん草はもともと虫がつきにくい野菜です。
その上、秋から冬にかけてこれからの時期は気温が下がっていくため、虫の数自体も減って作りやすいです。
②多くの葉物野菜は低温になると花芽をつけるスイッチが入ります。
花芽がついてしまうと味が落ちてしまう(花芽分化)ため、工夫をする必要があります。
しかし、ほうれん草は日の長さ(夜の短さ)が花芽をつけるスイッチのため、
日が短い時期である9月〜2月まで花芽分化を気にせず、種まきが可能です。
「東洋種」と「西洋種」の2種類のほうれん草
ほうれん草には「東洋種」と「西洋種」があります。
東洋種はやわらかくて甘味があるのが特徴・西洋種は病害虫に強いのが特徴です。
現在、市場に出回っている多くはそれぞれの長所を合わせ持った交配種です。
一般的に葉の切れ込みが深くて葉肉が薄く、根元が赤くなるのが東洋種。
また、一般的に西洋種は葉の切れ込みが浅めで丸みのある形です。
葉肉は厚めで根元の赤色は薄めですが、食味の面ではアクが強くやや土臭い特徴があります。
くろしおは食味最高の東洋種のほうれん草
東洋種のほうれん草はアクが少ない・柔らかい・甘味があると3拍子揃った、とにかく美味しいほうれん草です。
食味は西洋種とは比べ物にならない美味しさで、東洋種の美味しさを感じられる品種です。
天下布武・イナズマ11は育てやすい西洋種のほうれん草
天下布武・イナズマ11は西洋種の特徴をもった病気に強いほうれん草。
天下布武はべと病(R1~15)抵抗性がある品種・イナズマ11はべと病(R1~11・13・15)抵抗性がある品種です。
どちらも耐病性があり育てやすいほうれん草です。
イナズマ11は低温期でも収量性抜群!
秋から冬にかけてこれから気温が下がる季節となります。通常気温が下がる季節は成長も遅くなり、その分収穫量も少なくなります。
しかしイナズマ11は寒さに強いため、低温期でもしっかり成長し、重量も安定したほうれん草が収穫できます。
ワンポイント:ほうれん草の種
ほうれん草のタネ と思われているものは実は果実。本当の種子は硬いカラ(果皮)に包まれたその中にあります。
東洋種であるくろしおはカラに包まれた種子(針種)をまくため、トゲが手に刺さることも…。
西洋種の 天下布武・イナズマ11は西洋種の特徴が強く、丸粒の為、機械での種まきも容易です。
ほうれん草の育て方
ご紹介したくろしお
・天下布武・イナズマ11は一般的なほうれん草と育て方は同様です。土づくり
◆酸性土壌に極めて弱く、中性から弱アルカリ性を好みます。
◆種まきの3週間前に1㎡あたり2kgに堆肥をし、2週間前に石灰を入れて耕します。
肥料
くろしお 栽培の注意点
◆東洋種の「くろしお」は西洋種と比べて抽苔が早いため2月以降の播種では注意してください。
◆高温期は立ち枯れ病が発生しやすいため、土壌消毒を行ってください。
種まき
◆条間15cmで溝をつけ、2〜3cm間隔で条播きにしてください。
◆軽く覆土をして鎮圧し、たっぷりと水を与えてください。
間引き
◆本葉1〜2枚で、指2本間隔になるように1回目の間引き・本葉3〜4枚で、指3本間隔になるように2回目の間引きを行います。
◆2回目の間引きの際、条間に追肥をしてください。
収穫
◆一般には晩夏蒔き35日〜40日、秋蒔き40日〜50日、晩秋蒔き90日くらいで収穫できます。
◆草丈が22〜30cmになったら収穫時期です。
◆根がしっかり張っているのでハサミで切って収穫します。
各作製表
くろしおの作型表
天下布武作型表
イナズマ11作表型
おわりに
いかがでしたか?
ほうれん草は、育てられる時期も長く、特に秋から冬にかけて栽培するのにピッタリ!小林種苗のほうれん草の特徴をご紹介しましたが、ぜひ栽培してみて下さいね!
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