タマネギ

・タマネギの特徴

タマネギはヒガンバナ科ネギ属に分類される多年生野菜です。
野生種は発見されていませんが、中央アジアが原産地とされています。
栽培の歴史は古く、エジプトでは紀元数千年前から食用されていた形跡が見つかっています。
日本へは明治以降に定着しました。
主な産地は北海道・佐賀県・兵庫県・愛知県など。

・タマネギの栽培時期

中間地・暖地
早生品種　　種まき時期：9月上～中旬、収穫時期：3～5月
中晩生品種　種まき時期：9月中～下旬、収穫時期：6月

・タマネギの栽培のポイント

・品種、地域に応じた播種時期を守ること。
早まきは大苗になりすぎて抽苔・分球が起こりやすくなります。
遅まきは苗が小さくなり越冬率の低下や、収穫物の重量の低下に繋がります。

・追肥のタイミングは重要。早生品種は1月上旬と2月上旬、 中晩生品種は1月上旬、2月上旬、3月上旬に追肥します。
それより遅く追肥をしてはいけません。
肥料が切れた状態で収穫期を迎えることが、 収穫後の腐りを減らし、貯蔵期間を延ばします。