サカタのタネ ニガウリ種子 ゴーヤ 実咲小袋[920976]【取り寄せ注文】※春のみの商品
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特長
熱帯アジア原産の野菜で『ツルレイシ』とも呼ばれています。果実は苦み成分があり、食欲増進と夏バテの防止に役立ち、ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理には欠かせない野菜です。
栽培環境・土づくり
日当たり、水はけ、風通しのよい畑で栽培します。ニガウリだけでなく、キュウリ、カボチャ、シロウリ、マクワウリなどウリ科作物の連作は避けます。植えつけの約2週間前に1㎡当たり苦土石灰150g、1週間ほど前に完熟堆肥3kgと有機配合肥料80~100gを目安に施します。うね幅100cm、株間90cmを標準とします。
タネまき・植えつけ
ニガウリは高温発芽性作物なので、適温(25~30℃)を確保してタネまきします。タネの皮が厚くかたいので、一部を爪切りなどで傷つけ、一晩水につけてからタネまきすると発芽が早まります。3号(9cm)ポットに3~5粒ずつまいて、1cmくらい土をかぶせます。元気のよい苗を1本残し、本葉4~5枚の苗に仕上げて、畑に植えつけます。
管理のポイント
ニガウリは低温には弱いので、地温が十分に上がってから植えつけます。つるが伸びてくるので、200cmくらいの支柱を立てます。整枝は、放任でも、本葉5~6枚のときに摘芯をして子づる3~4本伸ばしても、どちらでもよいです。栽培期間が長いので、生育の様子を見ながら、株のまわりに追肥します。
病害虫・生理障害
病気には強い作物ですが、うどんこ病やべと病などを予防するため、株間を広くとり、日当たりと風通しをよくします。ウリ科作物の連作は、つる割病が発生しやすくなるので避けます。アブラムシは、葉に集団で寄生して吸汁し、株を弱らせます。アブラムシは光るものを嫌う習性があるので、シルバーマルチやテープで飛来を防ぎます。ハダニは葉裏に強く散水をして、流し落とします。
収穫・保存・利用
開花後15~20日たち、果実の形ができたら収穫します。とり遅れると生育が早いので、すぐに色づき、果皮が裂けてしまいます。また、とり遅れると株が疲れる原因にもなるので、若どりを心かげます。沖縄の名物料理・ゴーヤチャンプルーは豆腐、卵、豚肉などと炒めたものです。酢の物、漬物にも利用できます。