サカタのタネ キュウリ種子 味さんご【取り寄せ注文】※春のみ商品 ※2024年春品切れ
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特長
病気に強く、つくりやすい短形の四葉キュウリです。多くの果実を安定して収穫できます。歯切れよく甘みがあり果肉が充実しているので、サラダ、漬け物に向きます。
栽培環境・土づくり
植えつけの2週間ほど前に1㎡当たり苦土石灰約100g、1週間ほど前に完熟堆肥約1~2kg、有機配合肥料約150~200gを施します。幅100cmくらいのうねをつくり、合掌の支柱を立てます。ベット幅約80cmの1条植えで、株間50~60cmを目安に畑を作ります。大きめのプランター植えでは株間を40cmくらいにします。キュウリの根は比較的浅く広がるので、元肥も浅層に全面的に混合するように施します。
タネまき・植えつけ
3号(9cm)ポリ鉢にタネを2~3粒ずつまき、本葉が1枚くらいのころに1本に間引くか、苗床にスジまきし、本葉が1~2枚程度で3号(9cm)ポリ鉢に植え替えます。本葉が3~4枚になるころ、苗に仕上げて植えつけます。水やりは午前中に行い、夕方にはポリ鉢の表面が乾く程度の量とします。植えつけの2~3日前から、地温を16℃くらいまで下げ、苗の順化を行います。
管理のポイント
植えつけ後の最低地温は19℃以上必要です。水やりは植えつけ前に十分植え穴に行い、植えつけ後10日間くらい水やりしなくてもしおれないくらいにしておきます。主枝は1.7mくらいで摘芯し、側枝は下位5節(または下から30cm)までは早めに元からかきとります。側枝は芯が小さいうちに本葉2~3枚ほどで摘芯し、孫枝の発生を促します。
病害虫・生理障害
べと病、炭そ病、つる枯病などの病害は、多湿条件で発生しやすいので、水はけをよくします。下葉や下位側枝を整理して、風通しと日当たりをよくします。アブラムシは葉に群生、吸汁して生育を阻害するだけでなく、ウイルス病を媒介するので、早期発見、早期防除に努めます。アブラムシは光るものを嫌う習性があるので、シルバーマルチをすると効果が期待できます。
収穫・保存・利用
果実の長さが26cmくらいを目安に収穫します。最盛期には朝と夕の2回収穫します。収穫が遅れ果実が大きくなると、株に負担がかかり収穫量が減るので、早めの収穫を心がけます。とくに草勢が弱ったときは、若どりして株の回復をはかります。若どりした果実はモロキュウなどにして食します。収穫後は、水気をふきとりポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。低温に弱いので、冷やしすぎは禁物です。サラダ、酢の物、漬け物などに利用します。ワカメやモズクなどの海草と相性のよい野菜です。