サカタのタネ ナス種子 久留米長 実咲小袋[920270]【取り寄せ注文】※春のみの商品 *種子有効期限2024年10月末
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特長
九州地方でつくられている大長ナスの代表格です。夏の長い間、収穫できます。肉質がやわらかく皮はややかたいので煮物や焼き物に適し、漬け物には不向きです。
栽培環境・土づくり
日当たり、水はけ、風通しのよい畑で栽培します。ナス科作物のなかでもナスはとくに連作に弱いので、4~5年はほかの作物をつくった畑を選びます。植えつけの2週間前に1㎡当たり苦土石灰150g、1週間前に完熟堆肥3kgと有機配合肥料150gを目安に施します。うね間150cm、株間60cmを標準とします。
タネまき・植えつけ
ポットに4~5粒まくか、育苗箱に条間8~9cmでスジまきします。ナスのタネは嫌光性なので、タネが隠れるように5mmほど覆土をします。発芽するまで乾かさないようにします。昼間28~30℃、夜間20℃以上を目安として管理すると、数日で発芽します。本葉2~3枚のときに4号(12cm)ポリ鉢に植え替えて、本葉7~8枚の苗に仕上げ、最初の花が咲く前に植えつけます。
管理のポイント
支柱を立て、1番花のすぐ下から伸びてくる2本のわき芽を伸ばし、その下のわき芽はすべてかきとります。ナスは光を好み、日照不足になると落花が多くなるので、茎葉が込んできたら整枝をします。ナスは水も好むので、梅雨明け後は敷きワラをして乾燥を防ぎます。栽培期間が長く、次々と収穫するので、株の様子を見ながら追肥をします。畑が乾く夏は、肥料も吸収しにくくなるので、水やりも必要です。
病害虫・生理障害
ナスだけでなく、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモなどナス科作物の連作を避けます。梅雨期の過湿、夏の乾燥や肥料切れに注意して、草勢を弱らせなければ、病気の発生は少なくなります。ヨトウムシやテントウムシダマシは見つけしだい捕殺します。整枝を適期に行い、日当たりと風通しをよくします。
収穫・保存・利用
品質を保持するために、収穫は早朝に行います。開花後15~20日、果長が15~20cmになり、光沢が出てきたときが収穫の目安です。なり疲れが見えてきたら、8月上旬までに枝を切り詰める更新剪定をして、樹勢の回復をはかります。焼きナス、漬物、煮物などに利用します。