日本農林社 キャベツ種子 きよはる
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初夏一番早く収穫する寒玉キャベツ
寒玉キャベツの初夏収穫栽培は、生育前期の低温・干ばつ等による尖り球の発生など、形状が不安定になりがちである。
そこで、球形が極めて安定し、早生性に優れた重量感のある寒玉らしい品種を目標に育成した。
特性
・本品種の最大の特徴は、低温播種期~低温定植期でも頭部が丸玉になり難く、
形状が安定した平玉に仕上がる事である。
すなわち、各産地の最も早い早春定植で特徴を発揮する。
・定植後65~70日程で収穫できる中早生のYR寒玉キャベツ。
・草勢は強く開張性で、玉の肥大性が良好。重量は1.3~1.5kgで、良くしまり、しっかりと重量がのる。
玉色は緑色で、形状は扁平球の厚玉。尻部の着色も良好。葉肉は厚く、生食から加工まで幅広く使える。
地域、気候、土質に左右され難く、形状が安定している。
栽培のポイント
・外葉が強く開張性なので、肥培管理に注意して下さい。
適作型
・平坦地・暖地の12月~2月蒔き-5月下旬~6月収穫。
・寒・高冷地(標高1000m以上)3月~4月蒔き-7月~8月収穫。
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