サカタのタネ　ハーブ種子　アーティチョーク　実咲小袋[928091]【取り寄せ注文】※春のみの商品

やわらかい花芯をマリネなどに

特性

別名チョウセンアザミと呼ばれる、地中海沿岸原産のキク科多年草。
開花前の大きな蕾を切り取り、花托と総苞片の下部を食べる。
観賞用にも利用できる。


栽培方法


圃場準備

定植の2週間前に1反当たり苦土石灰100kg、
1週間前に完熟堆肥2～3tと有機配合肥料100kgを施す。
うね幅100～150cm、株間80～100cmを基準とする。
日当たり、風通し、水はけの良い場所で栽培する。


播種・定植

2月に保温して播種し、5月上旬に定植する。
春遅くに播種すると、翌年からの収穫となる。


株分け

9月頃、株元から発生する萌芽を親株から根をつけたままかきとり、定植する。
4年に1度くらいの頻度で株を更新する。


栽培のポイント

発芽までの日数は、温床で6～8日、露地で2～3週間必要。
追肥は、1年目は夏の間に2回程度行う。2年目は4月と10月に行う。
出蕾期は特に乾燥させないよう、しっかり灌水する。
冬季に枯れ葉を除去する。
アブラムシがつきやすいため、早期発見、防除に努める。


収穫・保存･利用

収穫は6月頃から始まる。
蕾が発達して花弁が開く直前に収穫する。
果梗を5㎝程度つけて収穫する。
収穫が遅れると花が咲いて品質が低下する。
3年目では1株当たり50個程度収穫できる。
可食部の花托と総苞片は食物繊維が豊富でファイバーフードとして人気がある。