サカタのタネ チンゲンサイ種子 青帝【取り寄せ注文】
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おてがる チンゲンサイ 「青帝」
■一般の方向け情報
早くとれて育てやすい
特長
生育旺盛でそろいもよく、トウ立ちが遅くて1年中栽培ができるつくりやすいチンゲンサイです。葉・葉軸とも繊維分が少なくやわらかで、油炒め・煮食・漬け物・汁の実など幅広い料理に向きます。
栽培環境・土づくり
連作には強い野菜ですが、地力の低下は病気や障害の発生につながり、品質低下の原因となります。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して、土づくりを心がけます。1㎡当たり苦土石灰100g、完熟堆肥2kgと有機配合肥料約80gを目安として施します。プランターでの栽培も手軽にできます。
タネまき・植えつけ
条間15~20cmでスジまき、または1箇所3~5粒ずつ点まきし、込み合ったところを順次間引きながら、本葉が3~4枚になるまでに株間15~20cmになるように1本に仕立てます。プランター栽培ではバラまきし、込み合ったところを間引きます。暑い時期は徒長や病気を抑えるため株間を広くとって風通しをよくします。水やりにむらがあると発芽がそろわず、最終的に生育が不ぞろいになります。タネまき後の水やりは十分行います。
管理のポイント
暑さ、寒さにも比較的強くつくりやすい野菜です。暑い時期は生育が早いので化成肥料を5割少なく、寒い時期は3割増やすか追肥をします。冬に寒さに当たりすぎると春にトウ立ちします。トウが立つ前に収穫するか、トウを育てて花が1輪咲く前に収穫してトウを食します。
病害虫・生理障害
とくに害虫が問題となる高温期は生育期間が短く農薬は残留する危険性があります。コナガ、アブラムシなどの害虫は、寒冷紗などによるトンネル被覆栽培で物理的に防ぎます。農薬を使用する際には、ラベルをよく読み、間違いのないようにします。
収穫・保存・利用
タネまき後、夏まきで40日、春・秋まきで55日、冬まきで70~80日、草丈15㎝以上、1株重100~150gを目安として収穫します。その際、根部を地中に残すと根こぶ病や萎黄病などの土壌病害の原因となるので、抜いて畑から持ち出すように心がけます。葉、軸とも繊維分が少なくてやわらかく、油いため、煮物、あえ物、漬物、汁の実など幅広い料理に適します。
■プロの方向け情報
特性
1. 草姿立性で株元の張りがよく、荷姿よく商品性が高いです。
2. 発芽時より生育旺盛で、そろいがよく早生で強健です。夏まきをはじめ、周年栽培しやすいです。
3. とくにトウ立ち遅く、低温下でも生育もよいので、秋の遅まきから春まきで最も特性を発揮します。
4. 葉、軸とも繊維分が少なくてやわらかく、油いため、煮食、漬物、汁の実など、幅広い料理に向きます。
適応性
生育適温としては、20℃前後の温暖な気候が最も適します。
高温には比較的強いですが、生育の前半に寒冷紗トンネルを利用することで、病害虫も少なく、よい成績を上げることができます。低温にはやや弱いですが、トンネル、ハウスの利用により、冬期でもよくできます。
土壌の適応性が広く、一般野菜の栽培地帯なら、ほとんどのところで栽培できます。
播種量
10a当たり6~8デシリットルをまきます。
播種期
露地栽培ではサクラが開花したら播種できます。早まきほどトウ立ちの危険が高いので注意します。秋の遅まきは初霜の40日前までに行えば安全です。
トンネル栽培は、一般に年内どりや早春まきではよいですが、冬栽培ではパオパオ90などを併用しないと凍害を受けるおそれがあります。また冬期はトンネルやパオパオ90などを併用して凍害を防ぎます。
トンネル、ハウスともに最低気温をマイナス2~3℃以上に保ち、最高気温は24~25℃をめどに換気を行います。
圃場
一般に幅120~150㎝、通路60㎝、高さ10㎝ぐらいの床栽培が行われており、株数が多く収穫できます。
栽植距離
高温期は15×15㎝、低温期は12×12㎝以上とします。
播種及び育苗
一般的には直まきが多く、バラまきまたは1穴3粒の点まきとし、本葉2~3枚ごろまでに1株に間引きます。移植栽培の際は、ポットまきし、本葉3~5枚で定植します。マルチ利用は生育促進と泥よけ効果があり、収穫調整が容易となります。
肥料
元肥中心で、10a当たり各成分13㎏程度を標準とし、高温期は少なめ、低温期は多めに施します。堆肥施用は効果が高いです。
病害虫防除
害虫防除にはパオパオ90、寒冷紗などを用いたトンネル密閉栽培が効果的です。被覆資材は収穫1~2週間前に除去し、葉色や光沢などの品質向上をはかります。
収穫
1株重100~150gぐらいでの出荷が多いです。株元から収穫し、開いた下葉を2枚ほど除去して、2~3㎏詰めダンボールに入れて出荷します。
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