サカタのタネ カボチャ種子 雪化粧【取り寄せ注文】※春のみの商品 *種子有効期限2024年10月末
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特長
白皮が目立つ、ホクホクカボチャです。果実は2.3kg前後、ごく強い粉質(ホクホク)で甘みが強く、食味はとてもすぐれています。貯蔵性がよく、3か月たってもおいしく食べられます。
栽培環境・土づくり
日当たり、風通し、水はけ、水もちのよい肥沃な畑で栽培します。過湿には弱いので、水はけの悪い畑では高うねにします。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して、根がよく張る土づくりをします。植えつけの2週間ほど前に1㎡当たり苦土石灰約100g、1週間ほど前に完熟堆肥3kgと有機配合肥料約70gを施します。うね幅は3~4mとし、株間は2本仕立ては75cm、3本仕立ては100cmを標準とします。
タネまき・植えつけ
発芽温度は26~28℃です。発芽後は昼間23℃、夜間は15℃まで下げ、徒長しないように管理します。子葉が7~8分程度展開後に10~12cmポットに植え替えます。30日苗で本葉4枚展開を目標に育苗します。植えつけまでにトンネル、マルチ等で保温し、地温を15℃以上確保しておきます。
管理のポイント
草勢が極めて強いため、通常の品種よりも肥料を少なめとし、やや老化した苗を植えつけます。トンネル、露地栽培では2本仕立てとし、つる間隔35~40cm、うね幅3~4mとします。果実は10~13節以降に着いた雌花に着果させます。8~9時ごろにミツバチが活発に活動してないようであれば、人工交配をします。18~20節までのわき芽はとり除くと着果がよくなります。着果(野球ボール大)後、早めに肥料を30g程度施し、果実の肥大を図ります。
病害虫・生理障害
カボチャは病害虫に強く、つくりやすい野菜です。果実の肥大期から収穫期にかけて、葉に白い粉をふりかけたようなカビが生じる「うどんこ病」が発生することがあります。密植や窒素過多を避け、日当たりと風通しをよくします。高うねにするなど水はけをよくします。カボチャだけでなく、キュウリ、スイカ、ニガウリなどウリ科作物の連作は避けます。病葉は切りとり、持ち出し処分します。
収穫・保存・利用
開花後約40日程度で十分な食味になりますが、開花後50~55日で完熟期に達し、食味、粉質度ともに良好となります。天気のよい日に、果梗(果実のつけ根)にひびが入りコルク化した完熟のものを収穫します。風通しのよいところで7日程度風乾します。貯蔵性も高い品種です。肉質はごく粉質で、甘みがあります。煮物、天ぷら、コロッケ、みそ汁の具などに利用します。