「鶴頸種苗流通プロモーション」
小林宙(コバヤシソラ)さんとは?
小林宙さんは、伝統野菜を途絶えさせたくない、都会でもおいしい野菜を食べ、作り、笑顔になっていただたきたいとの思いのもと、2018年2月に「鶴頸種苗流通プロモーション」を立ち上げられました。
実際に小林宙さんと対談させて頂いた際に 多くの人に「伝統野菜」を知って頂きたいという強い想いやその取り組みに感銘を受けお取り扱いが2024年12月よりスタート致します。
まだ知らなかった種子に出会える特集ページとなっておりますので、是非ご覧になって頂けますと幸いです。
「鶴頸種苗流通プロモーション」の商品のお取り扱いが始まりました!
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ちょっと変わった野菜セット
【セット内容】
・タカナ種子 雲仙コブ高菜
単品購入はこちら>・シュンギク種子 大葉春菊
単品購入はこちら>・ハクサイ種子 早生長崎白菜
単品購入はこちら>・カブ種子 かぶ北之庄かぶ
単品購入はこちら>・ダイコン種子 赤首女山三月大根
単品購入はこちら>商品のご購入はこちら
1,100円
品種の特徴
タカナ種子 雲仙コブ高菜
昭和22年ごろ長崎県雲仙市の峰真直氏が中国から持ち帰った
品種の中から選抜したコブ高菜である。
コブ高菜は、葉柄に親指大の突起が生じるのが特徴で、
これを「コブ」と呼んでいて、華南から華中にかけて広く分布する。
耐寒性は比較的強く、長崎のような暖地に限らず栽培可能である。
播種:8月下旬~10月上旬→収穫:11月下旬~翌4月上旬
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- チウラム粉衣1回済
シュンギク種子 大葉春菊
シュンギクは大葉、中葉、小葉といった葉の大きさ、より厳密に言えば、葉の欠刻の深さあるいは多さによって分類されるのが一般的である。
本種は、葉が大きく、欠刻浅く、肉厚な大葉種である。
大葉種の栽培は、九州から関西、北陸、とりわけ日本海側に栽培が多いように思われ、
北九州市や下関市あたりの伝統野菜と呼ばれることもある。ただし、シュンギクは変異が多く、どのようなルートで日本に伝わり、どのような品種がどこに根付いたのか探ることは難しい。
日本ではもっぱら葉を食用に供するが、西欧諸国では花を観賞用に栽培されるようである。
「春菊」という名前の通り、花は小菊に似ていて、本州平暖地では4月~5月頃に花を咲かせる。花は、花弁全体が濃い黄色のものと、花弁の外縁が白くなるものの2種類があり、同時に咲く。
- 採種地:
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ハクサイ種子 早生長崎白菜
中国山東半島から伝わったとされ、「唐人菜」の別名もある、ちりめん半結球白菜。葉は軟らかく、芯葉が黄変したころが収穫の目安。播種から収穫まで約50日。耐寒性は弱く、年内どりに適する。
- 採種地:
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 かぶ北之庄かぶ
滋賀県近江八幡市北之庄町附近で古くから栽培されていたカブの選抜種。地元では、「北之庄菜」とも呼ぶ。同じ滋賀県の「日野菜」、京都府の「すぐき菜」などカブであっても「菜」と呼ばれているものは多い。本種は一般的な丸いカブとは異なり、根部が中長円筒形でやや下ぶくれになる。果肉は白いが、首は赤紫色である。肉質は緻密で、ややアクが強いが、加熱調理でおいしい。古くはぬか漬けをはじめ各種漬物に用いられた。
草姿は立性、葉は無毛で食用に適す
播種:3~6月→収穫:7~10月
- 採種地:
- 滋賀県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ダイコン種子 赤首女山三月大根
表面が赤紫色の大根(皮下は白色)。根部だけでなく、葉茎も赤紫色に染まる。根は長さ50~60cmになるが、20cmほどは地上に出るため、耕土が浅くても栽培可能。肉質よく、耐寒性に優れる。
本種は葉が緑色の系統と葉が赤色の系統が混在している。
写真は生育初期の段階だが、生育後期に至っても葉の色は変化しない。
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- チウラム剤種子粉衣1回済
秋にまいて春においしい野菜セット
【セット内容】
・ツケナ種子 のらぼうな
単品購入はこちら>・タマネギ種子 愛知早生白玉葱
単品購入はこちら>・ネギ種子 松代一本太ねぎ
単品購入はこちら>・エンドウ種子サヌキ長莢蚕豆
単品購入はこちら>・エンドウ種子 兵庫絹莢豌豆
単品購入はこちら>商品のご購入はこちら
1,100円
品種の特徴
ツケナ種子 のらぼうな
埼玉県、東京都西部を中心に親しまれているかきな。晩生種で、寒さに強いのが特徴。春のトウは甘みが強く美味。お浸し、胡麻あえ、天ぷら、炒め物などなににでも最適。
播種:9月下~10月下 / 収穫:3月中~5月下
- 採種地:
- 岩手県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
タマネギ種子 愛知早生白玉葱
わが国では明治初期にアメリカから「イエロー・ダンバース」あるいは「ダンバース」が本格的に導入され、それぞれ「泉州黄」、「イエロー・グローブ」「札幌黄」として馴化し、広まった。一方、本種は、明治初期にフランスか低温下でも結球しやすく、また、日長11.5時間で結球しはじめることから、極早生種として人気がある。球は白く、偏円で尻部がややくぼむ。貯蔵性に欠けるが、辛み少なく、収穫後すぐに生食すると美味。明治初期にフランスから導入された「ブラン・アチーフ・ド・パリ」の改良種と考えられており、愛知県知多地方に馴化した品種である。
- 採種地:
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ネギ種子 松代一本太ねぎ
長野県旧松代町で江戸時代から栽培されている根深の一本葱。甘みが強く、焼きねぎで美味。
- 採種地:
- 長野県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
エンドウ種子サヌキ長莢蚕豆
一寸ソラマメに比べて莢が長く、小さい子実が五~六粒入る。
明治期にヨーロッパから導入されたソラマメが土着したと考えられている。
香川県の郷土料理「しょうゆ豆」に最適。 播種:10月中旬~11月上旬 / 収穫:翌4月下旬~6月上旬
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
エンドウ種子 兵庫絹莢豌豆
白花つるありで早生の絹莢豌豆。「三十日絹莢」の同系統品種とされるが詳細な由来は不明である。
耐寒性強く、草丈は1.5m程度になる。
播種:10月上旬~11月下旬 / 収穫:翌4月上旬~5月下旬
- 採種地:
- タイ
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
プランター栽培できるセット(秋まき)
【セット内容】
・ダイコン種子 白茎亀井戸大根
単品購入はこちら>・ニンジン種子 鮮紅三寸人参
単品購入はこちら>・サントウサイ種子 後関べかな
単品購入はこちら>・シュンギク種子 中葉春菊
単品購入はこちら>・ネギ種子 浅黄系九条ねぎ
単品購入はこちら>商品のご購入はこちら
1,100円
品種の特徴
ダイコン種子 白茎亀井戸大根
かつて東京府亀戸村(現・東京都江東区亀戸周辺)の名産品であったことからこの名がつけられた。
地名表記は「亀戸」だが、明治期より各社種苗カタログにおいて「亀井戸」の表記である。
根は白色で美しく、くさび形。根長一尺(約30cm)程度で収穫する。なお、
「白茎」は葉柄が乳白色であることから。葉もやわらかく、煮食にも浅漬けにも適す。上品な辛みが特徴的。
抽苔が遅く、春出し用のトンネル栽培も可能。
明治43年の種苗カタログには「オタフク大根」の別称が記載されている。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:塩基性塩化銅・食酢浸漬各1回済
ニンジン種子 鮮紅三寸人参
根は10㎝程度で、揃いの良い一般的なタイプの短形にんじん。鮮紅色が美しい。春まき・秋まき兼用品種。プランターでの栽培も可能。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
サントウサイ種子 後関べかな
東京都江戸川区の後関種苗が育成したべかな。「べかな」は結球(丸くなること)しない白菜や山東菜を指す。なお、「べか」は「小さい」の意。本種は葉、黄金色でやわらかく、美味。栽培容易で、小さなプランター・鉢でも栽培可能。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
シュンギク種子 中葉春菊
シュンギクは大葉、中葉、小葉といった葉の大きさ、厳密に言えば、葉の欠刻の深さあるいは多さによって分類されるのが一般的である。本種は、大葉種に比べて欠刻が深い中葉種である。大葉種に比べ、耐寒性や耐暑性に優れ、一株あたりの収量も多いことから、シュンギク類の中では、わが国で最も広く栽培されている。プランターでも容易に栽培可能である。日本ではもっぱら葉を食用に供するが、西欧諸国では花を観賞用に栽培されるようである。「春菊」という名前の通り、花は小菊に似ていて、本州平暖地では4月~5月頃に花を咲かせる。花は、花弁全体が濃い黄色のものと、花弁の外縁が白くなるものの2種類があり、同時に咲く。
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ネギ種子 浅黄系九条ねぎ
京都府紀伊郡東九条村(現在の京都市南区)周辺の特産として名を馳せた葉ネギ。 一般的な長ネギと異なり、白色の部分が少なく、ほとんどが緑色である。 緑色の葉の部分が特にやわらかく、これを主に食す。 単に九条葱と呼ばれることも多いが、「浅黄種」と「黒種」(「太葱」)の2種に大別される。 本種は、分けつ多い「浅黄種」で、「黒種」に比べて葉の緑色が薄い。
- 採種地:
- 南アフリカ
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カンタン家庭菜園おすすめセット
【セット内容】
・フダンソウ種子 日本恭菜
単品購入はこちら>・ツケナ種子 のらぼうな
単品購入はこちら>・カブ種子 早生金町小かぶ
単品購入はこちら>・ダイコン種子 青首宮重総太大根
単品購入はこちら>・エンドウ種子 ウスイ豌豆
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1,100円
品種の特徴
フダンソウ種子 日本恭菜
「恭草」と書いて通例「ふだんそう」と読む。また、よく用いられる別の表記として「不断草」がある。春夏秋冬いつでも栽培可能であることから「不断」の字が当てられたとも言われ、近年はこれの茎がカラフルなものが、スイスチャードと呼ばれ、流通している。フダンソウには東洋種と西洋種があると言われるが、中間型も多く、はっきりとしない。葉は肉厚で、外葉をかき取って収穫すれば長く楽しめる。一般的にホウレンソウなどと同じように火を通して食す。
- 採種地:
- 徳島県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ツケナ種子 のらぼうな
埼玉県、東京都西部を中心に親しまれているかきな。
晩生種で、寒さに強いのが特徴。
春のトウは甘みが強く美味。お浸し、胡麻あえ、天ぷら、炒め物などなににでも最適。
播種:9月下~10月下→3月中~5月下(一般地)
春まき・秋まき兼用品種。プランターでの栽培も可能。
- 採種地:
- 岩手県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 早生金町小かぶ
南綾瀬村大字下千葉(現在の東京都葛飾区堀切あたり)附近で栽培されていた小かぶが
、明治期に東京都葛飾区金町に産地を移し、広く栽培されたことからこの名が付いたとされている。
澁谷茂ら(1954年)によれば、本種は、西洋系品種群と日本在来品種群(アフガニスタン系品種群)
の中間型とされおり、詳しい来歴については不明である。しかし、日本における小かぶの代表種と言って差し支えない。
地下水位が高く、土壌の水分量が多い地域での栽培に適するとされている。
根形はやや扁平の扁円型。根は純白で、地上に露出する部分についてもほとんど緑色にならない。
肉質やわらかく、歯ざわりも良いことから生食に適し、さらに煮崩れしにくいため煮食にも適す。
ダイコン種子 青首宮重総太大根
宮重と呼ばれる品種群には、一部白首品種があるが、青首品種がそのほとんどを占め、
現在の青果市場を席巻しているF1青首ダイコンの多くはこの品種群から育成された。
「宮重」は愛知県春日町(現・清須市)の宮重地区に由来する。宮重品種群は総じてウイルス病に弱く、
戦後栽培が減少した。F1種の多くは耐病性を持つが、本種はウイルス病に弱いため、早蒔きは避ける方がよい。
総太種に比べ、尾部は細く、根は長い。一般的に根長40cm程度にて収穫する。
煮食、切干、たくあん漬けなどに最適。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
エンドウ種子 ウスイ豌豆
明治中期、米国より大阪府羽曳野市碓井へ導入され、和歌山県等で盛んに
栽培されている実エンドウ。グリンピースに比べ糖含量が少なく、関西では
「豆ごはん」に用いられる。原種はブラック・アイド・マロウファットか。
春まき・秋まきどちらも可能。
- 採種地:
- 長野県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
セミプロ向け家庭菜園おすすめセット
【セット内容】
・ネギ種子 越津根深中葱
単品購入はこちら>・タカナ種子 雲仙こぶ高菜
単品購入はこちら>・ハクサイ種子 包頭連白菜
単品購入はこちら>・ナダイコン種子 三浦大根
単品購入はこちら>・カブ種子 聖護院大かぶ
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1,100円
品種の特徴
ネギ種子 越津根深中葱
愛知県海部郡神守村越津(現在の津島市越津町)原産とされるネギ。
千住系に比べ分けつ多く、葉ネギと根深ネギの両方の特徴を有する。
本種が「根深」と名乗っているのは、原産地である尾張地方においては
根深ネギとして栽培されることが多かったためとみられる。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
タカナ種子 雲仙こぶ高菜
昭和22年ごろ長崎県雲仙市の峰真直氏が中国から持ち帰った品種の中から
選抜したコブ高菜である。コブ高菜は、葉柄に親指大の突起が生じるのが特徴で、
これを「コブ」と呼んでいて、華南から華中にかけて広く分布する。
耐寒性は比較的強く、長崎のような暖地に限らず栽培可能である。
播種:8月下旬~10月上旬
収穫:11月下旬~翌4月上旬
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- チウラム粉衣1回済
ハクサイ種子 包頭連白菜
山東省諸城県地方原産。「包頭連」の「ほうとうれん」が
一般的な読み。大晩性の大型白菜。小社販売の加賀白菜の親的存在。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ダイコン種子 三浦大根
吸込型であり、首の部分が地上に出ない大形の白首大根である。
昭和初期に練馬尻細大根と三浦の在来品種の交配によって生じた。
練馬尻細大根の特性をよく示し、葉が横に広く広がり、根の中間部分が最も太い。
関東地方において三浦は暖かく、本種は温暖地域での栽培に適する。
主に煮食に適するが、ナマスでも美味。
現在では、三浦市のミヤサカのタネが一代交配種「黒崎三浦」を開発・販売している。
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 聖護院大かぶ
愛宕郡聖護院村(現在の京都市左京区)の特産として名を馳せた大カブ。
千枚漬けの原料として有名である。根部は直径20cm、重さ1.5kg程度になる大カブであるが、
肉質はまったく粗野でなく、緻密で、上品。漬物にするだけでなく、火を通すことでさらに甘みが増して美味。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
東京の伝統野菜セット(秋まき)
【セット内容】
・コマツナ種子 後関晩生小松菜
単品購入はこちら>・サントウサイ種子 後関芯とり菜
単品購入はこちら>・カブ種子 早生金町小かぶ
単品購入はこちら>・ダイコン種子 白茎亀井戸大根
単品購入はこちら>・ダイコン種子 練馬大長尻大根
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1,100円
品種の特徴
コマツナ種子 後関晩生小松菜
東京都江戸川区の後関種苗が育成した小松菜。
葉は長円へら形で、厚い。深みのある味わい。
厳冬期を除いてほぼすべての期間栽培でき、
小さなプランター・鉢でも栽培可能。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
サントウサイ種子 後関芯とり菜
東京都江戸川区の後関種苗が育成した若どり用ちりめん半結球白菜。
肉質やわらかく、クセがないため、様々な料理に白菜として使える。
- 採種地:
- 茨城県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 早生金町小かぶ
南綾瀬村大字下千葉(現在の東京都葛飾区堀切あたり)附近で栽培されていた小かぶが、
明治期に東京都葛飾区金町に産地を移し、広く栽培されたことからこの名が付いたとされている。
澁谷茂ら(1954年)によれば、本種は、西洋系品種群と日本在来品種群(アフガニスタン系品種群)の
中間型とされおり、詳しい来歴については不明である。
しかし、日本における小かぶの代表種と言って差し支えない。
地下水位が高く、土壌の水分量が多い地域での栽培に適するとされている。
根形はやや扁平の扁円型。根は純白で、地上に露出する部分についてもほとんど緑色にならない。
肉質やわらかく、歯ざわりも良いことから生食に適し、さらに煮崩れしにくいため煮食にも適す。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ダイコン種子 白茎亀井戸大根
古都・京都に伝わるカブ型の丸い辛味大根。草姿は立性で、草丈は30~40㎝、かつて東京府亀戸村(現・東京都江東区亀戸周辺)の名産品であったことから
この名がつけられた。地名表記は「亀戸」だが、明治期より各社種苗カタログにおいて「亀井戸」の表記である。
根は白色で美しく、くさび形。根長一尺(約30cm)程度で収穫する。なお、「白茎」は葉柄が乳白色であることから。
葉もやわらかく、煮食にも浅漬けにも適す。上品な辛みが特徴的。
抽苔が遅く、春出し用のトンネル栽培も可能。
明治43年の種苗カタログには「オタフク大根」の別称が記載されている。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ダイコン種子 練馬大長尻大根
東京都練馬区周辺で栽培されていた、たくあん漬け用大根。
白首で、首と尻は細く、中心部が太いのが特徴。根長は最大で1メートル近くにもなる。
たくあん漬けの他、おでんなどの煮込み料理にも最適。
播種:8~9月→収穫:11月~1月(東京標準)
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
京都の伝統野菜セット(秋まき)
【セット内容】
・ネギ種子 九条太ねぎ
単品購入はこちら>・ネギ種子 浅黄系九条ねぎ
単品購入はこちら>・カブ種子 聖護院大かぶ
単品購入はこちら>・ダイコン種子 茎だいこん
単品購入はこちら>・ミズナ種子 早生千筋京水菜
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1,100円
品種の特徴
ネギ種子 九条太ねぎ
京都府紀伊郡東九条村(現在の京都市南区)周辺の特産として名を馳せた葉ネギ。一般的な長ネギと異なり、白色の部分が少なく、ほとんどが緑色である。緑色の葉の部分が特にやわらかく、これを主に食す。 単に九条葱と呼ばれることも多いが、「浅黄種」と「黒種」(「太葱」)の2種に大別される。本種は、分けつ少ない「黒種」(「太葱」)で、「浅黄種」に比べて葉の緑色が濃い。「黒種」と呼ばれるのは、タネが黒いということではなく、葉の緑が濃いという意味である。ネギにおいては特に、葉の色が濃緑色の場合、「黒」と表現されることがままある。また、「太葱」と呼ばれるが、直径は1cm程度で、現在主流の一本葱に比べてまったく太くはない。(春まき)播種:3月中旬~5月中旬 / 収穫:5月中旬~7月下旬 (秋まき)播種:9月上旬~11月上旬 / 収穫:11月上旬~翌2月上旬
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ネギ種子 浅黄系九条ねぎ
京都府紀伊郡東九条村(現在の京都市南区)周辺の特産として名を馳せた葉ネギ。一般的な長ネギと異なり、白色の部分が少なく、ほとんどが緑色である。緑色の葉の部分が特にやわらかく、これを主に食す。 単に九条葱と呼ばれることも多いが、「浅黄種」と「黒種」(「太葱」)の2種に大別される。本種は、分けつ多い「浅黄種」で、「黒種」に比べて葉の緑色が薄い
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 聖護院大かぶ
古都・京都に伝わるカブ型の丸い辛味大根。草姿は立性で、草丈は30~40㎝、
根部の直径が3-5㎝になった頃が収穫の適期。根は白色で、堅緻。
水分が極めて少ないためとても辛く、そばの薬味などに利用する。
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- キャプタン紛衣1回済
ダイコン種子 茎だいこん
京都市内に伝わる白肌の尻詰り大根。長さ30cm程度で収穫する。根の上部が長く地上へ出る特性があることから、「茎」大根の名がついた。耕土の比較的浅い場所での栽培にも適する。
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- キャプタン紛衣1回済
ミズナ種子 早生千筋京水菜
言わずと知れた京野菜であり、京都地方の外では京菜と呼ばれる場合もある。水菜群は日本独特の品種群であり、独立種、B.japoincaとされていた。(現在はアブラナ科の変種とされている) 本種は早生であり、葉柄細く、草丈低く、軟らかい。鍋物で美味。
- 採種地:
- 岐阜県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
日本三大漬物+漬けておいしいカブのセット
【セット内容】
・ツケナ種子 広島菜
単品購入はこちら>・タカナ種子 三池高菜
単品購入はこちら>・ツケナ種子 純系野沢菜
単品購入はこちら>・カブ種子 聖護院大かぶ
単品購入はこちら>・カブ種子 日野菜かぶ
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1,100円
品種の特徴
ツケナ種子 広島菜
日本三大漬物(野沢菜・広島菜・高菜)のひとつであり、
漬物に最適である。耐暑性に劣り、抽苔も早い。
広島菜にはいくつもの系統がありバラつきが大きいが
、それは内婚弱性が強いために純化しすぎると採種量が激減するためである。
したがってある程度の遺伝的な幅を持たせながら採種することを心掛けるべきである。
播種:9月上旬~10月上旬
収穫:12月上旬~翌3月上旬
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
タカナ種子 三池高菜
農林省園芸試験場技師であった渡辺誠三氏によれば、佐賀県基山村(現・基山町)にて
古くから栽培されていたタカナの1品種を、大正時代に福岡県三池郡銀水村(現・大牟田市)に移し、
同村の松尾正義氏によって改良・命名されたとされるタカナの品種。
現在、数あるタカナの代表品種として名を馳せている。葉は大きく、ちりめん状になる。
一般に塩漬けの「高菜漬」にされ、これは、日本三大漬物(野沢菜・広島菜・高菜)のひとつである。
漬物にする際は大株どりをするが、家庭菜園では子株どり、または、外葉を掻き取って収穫するのもよい。
漬物の他に、油炒めでも美味。
- 採種地:
- 岐阜県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ツケナ種子 純系野沢菜
北信濃・野沢温泉村の原産とされるが、来歴については議論がある。
関東では浅漬け野菜の代表品種として、一時代を築き、様々な品種が育成されている。
生育早く、多収であり、美味。土壌適応性が高い。
- 採種地:
- 長野県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 聖護院大かぶ
愛宕郡聖護院村(現在の京都市左京区)の特産として名を馳せた大カブ。
千枚漬けの原料として有名である。根部は直径20cm、重さ1.5kg程度になる大カブであるが、
肉質はまったく粗野でなく、緻密で、上品。漬物にするだけでなく、火を通すことでさらに甘みが増して美味。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 日野菜かぶ
滋賀県蒲生郡日野町で古くから栽培されてきたカブ。
一般的な丸いカブとは異なり、根部は25cm程度と細長い尻細のカブである。
見た目は細いダイコンのようである。地上部は赤紫色で、肉は白い。
肉質緻密で、ぬか漬けや酢漬けに用いられるのが一般的である。
滋賀県や三重県を中心に現在でも盛んに栽培され、「北さとの恵み」(太田交配)、
「桜あかり」(宇治交配)、「べにむらさき」(博多交配)など一代交配種も多数販売されている。
本種は滋賀県種苗生産販売共同組合による選抜固定種である。
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
冬のぬか漬けセット
【セット内容】
・ダイコン種子 方領大根
単品購入はこちら>・ニンジン種子 本紅金時人参
単品購入はこちら>・カブ種子 近江かぶら
単品購入はこちら>・カブ種 子大野紅かぶ
単品購入はこちら>・カリフラワー種子
野崎早生カリフラワー
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1,100円
品種の特徴
ダイコン種子 方領大根
愛知県甚目寺町方領地区の原産とされ、歴史が非常に古い。首部が太く、牛角形に湾曲する。明治以降様々な品種が選出されてきたが、現在はほとんどが早生種である。肌は白い。練馬大根のもとになったとも。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ニンジン種子 本紅金時人参
東洋種。西洋種に比べ、赤の発色強く、おせち料理に用いられる。関西では京人参や大阪人参とも呼ばれるが、近現代の主産地は香川県が中心である。抽苔が早いため、秋まきにのみに適する。
- 採種地:
- 南アフリカ
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 近江かぶら
賀県大津市で古くから栽培されてきたカブである。
元禄10年(1697年)に刊行された宮崎安貞の『農業全書』にもその記載がある。
当時は京都へ多く出荷されていたようで、「極めて味よし」と書かれている。
このような事情からか、本種が聖護院かぶの先祖であるという言い伝えもあるが、
佐藤ら(2019)が行ったSSRマーカー解析の結果、そのような説は否定されている。
本種は一般的な丸いカブに比べて扁平で、根の下部がへこんでいるのが特徴である。
根径12~15cm程度で収穫し、漬物や味噌汁の実、煮物にしておいしい。
- 採種地:
- 滋賀県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- キャプタン1回済/dd>
カブ種 子大野紅かぶ
「大野」はどこの大野なのか。
このカブは古くは福井県大野郡の原産とされているが、現在の主産地は北海道北斗市
(旧大野町)である。ただ、北海道旧大野町自体が、福井の大野郡からの移入者によってつくられたとの説もあるからややこしい。少なくとも昭和20年代のカタログには北海道原産との表記が見られる。
根は扁球で、濃紅色、葉は立性。肉質緻密で甘み強く、酢漬けなどにすると美しく映える。耐寒・耐雪性に優れる。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カリフラワー種子 野崎早生カリフラワー
愛知県の野崎採種場が大正13年に育成発表したカリフラワー。
日本におけるカリフラワーの草分け的存在であり、
栽培適応性が広く全国で栽培されてきた早生豊産種。
播種(1):7月~9月→収穫:11月~2月(平暖地)
播種(2):10月~1月→収穫:5月~6月(平暖地)
- 採種地:
- 鹿児島県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
冬のお鍋セット
【セット内容】
・ハクサイ種子 野崎白菜2
単品購入はこちら>・ダイコン種子 大蔵大根
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品種の特徴
ハクサイ種子 野崎白菜2号
明治18年より野崎採種場が山東白菜より改良育成、大正5年に命名した白菜。日本において広く普及した品種で、葉肉は厚みがあり柔らかく、現在でも家庭菜園用として人気。
播種:8月~9月→収穫:10月~1月(平暖地)
- 採種地:
- 愛知県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ダイコン種子 大蔵大根
江戸時代に豊多摩郡で生まれていた「源内つまり大根」から石井泰次郎氏
(東京都世田谷区)が育成し、昭和28年に品種登録された白首大根(現在は権利失効)。
当時、ウイルス抵抗性があるとして一躍全国的に注目された。根は尻詰りで円筒形。
おでんなど煮込み料理に最適。
故郷、世田谷区などでは栽培を復活し、区内の直売所などで販売されている。
- 採種地:
- イタリア
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
ニンジン種子 本紅金時人参
東洋種。西洋種に比べ、赤の発色強く、おせち料理に用いられる。
関西では京人参や大阪人参とも呼ばれるが、近現代の主産地は香川県が中心である。
抽苔が早いため、秋まきにのみに適する。
- 採種地:
- 南アフリカ
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし
カブ種子 聖護院かぶ
愛宕郡聖護院村(現在の京都市左京区)の特産として名を馳せた大カブ。千枚漬けの原料として有名である。根部は直径20cm、重さ1.5kg程度になる大カブであるが、肉質はまったく粗野でなく、緻密で、上品。漬物にするだけでなく、火を通すことでさらに甘みが増して美味。
- 採種地:
- 滋賀県
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- キャプタン1回済
シュンギク種子 大葉春菊
シシュンギクは大葉、中葉、小葉といった葉の大きさ、より厳密に言えば、 葉の欠刻の深さあるいは多さによって分類されるのが一般的である。 本種は、葉が大きく、欠刻浅く、肉厚な大葉種である。 大葉種の栽培は、九州から関西、北陸、とりわけ日本海側に栽培が多いように思われ、 北九州市や下関市あたりの伝統野菜と呼ばれることもある。ただし、シュンギクは変異が多く、 どのようなルートで日本に伝わり、どのような品種がどこに根付いたのか探ることは難しい。 日本ではもっぱら葉を食用に供するが、西欧諸国では花を観賞用に栽培されるようである。 「春菊」という名前の通り、花は小菊に似ていて、本州平暖地では4月~5月頃に花を咲かせる。 花は、花弁全体が濃い黄色のものと、花弁の外縁が白くなるものの2種類があり、同時に咲く。
- 採種地:
- 中国
- 有効期限:
- 発芽率検査月より1年
- 薬剤処理等:
- なし


