サカタのタネ ネギ種子 夏扇3号【取り寄せ注文】
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そろい抜群、上物率の高い黒柄系一本ネギ
第49回全日本そ菜原種審査会一等特別賞受賞
暑さと寒さに強く、収穫期が幅広く、適応性の広い黒柄系の一本太ネギです。生育旺盛で、葉折れが少なく、がっちり育ちます。また、病気に強いのが特長です。
栽培環境
ネギは高温・低温には強いですが、湿害を受けやすいので、水はけのよい畑を選びます。植えつけの2週間以上前に1㎡当たり苦土石灰120~150g、1週間前までに完熟堆肥約3kgと有機配合肥料100g程度を施します。ネギは栽培期間が長いので、緩効性肥料を主体にします。うね幅90cmに深さ20~30cm、幅15cmを目安として溝を掘ります。溝に堆肥と肥料を入れ、10cmくらい土をかぶせます。
管理のポイント
溝の中にワラや枯れ草を入れて、根が乾燥するのを防ぎます。軟白部分をつくるために、生育を見ながら4~5回の土寄せを行います。ネギの根は酸素を好むので、土寄せは一度に多くしないで、強風で倒伏しない程度の軽いものにとどめます。追肥は土寄せの際に、化成肥料を株に触れないように施します。最終の土寄せの後の追肥は必要ありません。
病害虫・生理障害
さび病は、葉に橙色の小斑点が生じます。春から秋に発生し、夏の被害は少ないです。肥料切れや窒素過多で多発します。病葉はとり除いて処分します。ネギだけでなく、タマネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウなどのユリ科作物の連作は避けます。登録農薬(殺菌剤)を散布する場合は、ネギの葉面は農薬がつきにくいので、必ず展着剤を使用します。
楽しみ方など
根元まで掘り起こし、軟白部を傷つけないように注意して引き抜きます。皮むきは、ネギについている土が白っぽく乾いてからすると楽にできます。ビタミンの多いアルカリ性野菜で、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛などの無機物およびビタミンA、ビタミンC が含まれています。におい成分のアリシンがビタミンB1を活性化します。血栓やガンを予防するともいわれています。
特性
1. 夏秋および秋冬どりに適します。作型適応性の広い黒柄系一本ネギです。
栽培のポイント
・秋まき栽培では、早まきすると抽だいが多く発生することがあるので、その地域の適期播種を心がけます。
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