小林種苗のブログ
自宅で簡単に育てられる野菜をご紹介!
- 2020-04-30 (木)
- 未分類
キッチン菜園
土を使わず室内のキッチンで栽培し、すぐに料理できる。
発芽マメ
ひよこ豆 レンズ豆 グリーンピース 等
発芽させる事で酵素・抗酸化物質・食物繊維が増す。
ジャムの瓶などを煮沸したものにタネを入れて、フタのかわりに水切りネットなどを
かけて輪ゴムでとめ8~12時間水に浸ける。
翌朝、瓶を逆さにして水を捨て、新しい水で振り洗いしてヌメりをとる。
この洗って水切りを日に1~2回繰り返す。
好みの発芽ぐあいでサラダやスープやカレーなどに使う。
スプラウト
かいわれ系
かいわれ系スプラウトはグラスやプラスチック容器の底にキッチンペーパーなどを厚めに
敷き、しっかり濡れるまで水を入れ、その上に種子が重ならない様に蒔く。
種がしっとり濡れるまで霧吹きなどで水を与え、暗い場所で室温20~25度が育て易い。
根が張れば霧吹きは使わず、直接水道から水を注ぎ、毎日水は取り換える。
5~6cmに伸びたら日当たりの良い場所に移して日光を当てて緑化させる。
種まきから一週間~10日ほどで収穫できる。
もやし系
もやし系スプラウトは発芽豆と同じだが、そのまま暗所で栽培を継続した物。
口の広い瓶に種を入れて24時間水に浸ける。その時にかき混ぜて浮いてくる種は取り除く。
瓶の口にネットを被せて輪ゴムでとめて水を切る。
しっかり水切りしたら暗い場所に置く。室温20~25度が育てやすい。段ボール箱に入れて暗所としても良い。
毎日数回、瓶に水を入れて優しく振り洗いして水を切る。こまめに洗ってヌメりをとる。
一週間~10日ほどで収穫できる。葉先に付いた豆の皮は水で洗い落とす。
発芽豆やスプラウトの栽培には専用のタネをつかう。同じグリーンピースやキャベツと言っても、
土に植えて大きく育てる青果栽培用の種子には殺菌剤などを処理した種も多く、種ごと食べる発芽豆やスプラウトには適さない。
発芽豆やスプラウトの栽培にはミネラルウォーターなどは使わず、カルキ消毒された水道水を使う。
良かれと思ってミネラルウォーターなどを使うと雑菌が繁殖することもある。
ベランダ菜園(葉菜類)
プランターを使って栽培し、料理する時に必要な分だけ収穫して使える。
ベビーリーフ
レタス類(玉レタス・リーフレタス・ロメインレタス・オークレタスなど)
なっぱ類(水菜・小松菜・からし菜・ターサイ・パクチョイなど)
プランターの土に8~10cm間隔のみぞを作り、そこにタネをすじまきする。
タネが隠れる程度にみぞを埋め戻す。(ただしレタス類は発芽時に光を好むのでごく薄く)
タネが流れないようにやさしく水やりする。(霧吹きなどでも可。)
一週間ほどすれば双葉は出そろうので、混みあった所は間引く。
さらに一週間ほどすれば間引きを兼ねて収穫を始めていく。
間引き収穫の時は根からそっと抜き取るが、混みあわない間隔に間引きが終わった後の物は株元を残して
ハサミで収穫する。すると収穫後10日ほどでまた新しい葉が伸びてくる。
葉物野菜など
小松菜(小林種苗の品種では「はるな小松菜」など) 5~6cm株間
はるな小松菜は暑さに強くこれからの時期でも作りやすい。スープやおひたしに。
ネギ(小林種苗の品種では「光姫てるひめネギ」など) 1~2cm株間
光姫葱も暑さに強い。株元残して刈り取れば繰り返し収穫できる。ネギ焼きや薬味として。
ナバナ類(小林種苗の品種では「アスパラッチェ」など) 7~8cm株間
アスパラッチェは春先の菜花と同じくツボミと葉と茎を食べる。炒め物にした際に小松菜ほど
水分が出ず味が引き締まる。花が咲く手前のツボミの時に収穫するのがポイント。
しろな(小林種苗の品種では「おしろい菜」など) 7~8cm株間
おしろい菜は柔らかく、おひたしや煮浸しに最適な昔ながらの野菜。
はつか大根(小林種苗の品種では「あかまる姫」など) 5~6cm株間
あかまる姫は発色の良い赤丸はつか大根。サラダや浅漬けに。
いずれもプランターに10cm間隔のみぞを作り、そこにタネをすじまきする。
タネが隠れる程度にみぞを埋め戻したら、やさしく水やりをする。
双葉が出そろった頃から、混みあった場所は間引いていく。2~3度の間引きで最終的な株間に調整する。
できれば虫が付かない様に、プランターに支柱を立てて防虫ネットで覆うと良い。
ここまではタネからの栽培。もちろんトマトやキュウリなど実のなる野菜もタネから栽培できるが少し難しくなるので
購入した苗から栽培すると良い。
ベランダ菜園(果菜類)
プランターを使って栽培し、料理する時に必要な分だけ収穫して使える。
ミニきゅうり
小林種苗の品種では「小太郎きゅうり」など。
普通のきゅうりは側枝(そくし)をどんどん伸ばして実をつけるのでそれを支えるネットが必要。
小太郎きゅうりはほとんど側枝が出ずに、主枝の各節に実をつけるのでプランターと支柱で栽培できる。
またうどんこ病などに強く作りやすい。
大き目のプランター1つに苗も1つ植える。
枝葉が少ない分、日当たりは十分に確保する必要がある。
10cm弱の長さで収穫。イボなしのミニキュウリ。縦スライスで食パンにサンドするのに丁度良い大きさ。
ミニトマト
小林種苗の品種では「はなちゃんミニトマト」など。
はなちゃんミニトマトはたいへん味の濃いおいしいミニトマト。
18~20gのやや大きめで糖度は8~10度。皮は濃い赤色で口に残る厚さではない。
そのままおやつに食べたり、半分に切ってピザにたくさんのせても美味しい。
深さのある大き目のプランター1つに苗も1つ植える。
プランターの配置を決めたら、苗を植える時に花の向きを手前に向けて植える。
トマトの花房はすべて同じ方向に付くので、植える時に向きを決めれば後の収穫が楽。
小なす
小林種苗の品種では「ぼうやなす」など。
ぼうや茄子は葉と葉の間隔が短くコンパクトに育つので大き目のプランターで栽培できる。
実の大きさは長さ5cm程度で収穫するのが適期。そうすればタネも入らず肉質が良い。
放っておくと大きくなるが美味しくなくなる。
深さのある大き目のプランターに1本植え。
一節に複数の花をつけるので花数多くてたくさん収穫できる。
果実の表面に飾り包丁を入れて素揚げし、天つゆにつけて冷ました揚げびたしがおいしい。
他の野菜やナッツと素揚げして塩で食べたり、辛子漬けやカレーにも。
この他、もちろん庭や畑があればスイカやトウモロコシやサツマイモなど作れるものは広がります。
発芽豆やスプラウトなどのキッチン菜園は年中できますし、ベランダ菜園も葉物など生育期間の短い野菜は日当
たりなどの環境が良ければ長期に楽しめます。
果菜類など苗を植える物は丁度今頃からが植え付けの適期になります。
昔から夏野菜の植え付けは八十八夜を過ぎてからと言います。それまでは遅霜(おそしも)の心配があり、せっかく植えても霜で枯らし
しまう事もあります。八十八夜とは立春から88日目ですので今年は2/4が立春で5/1が八十八夜です。とくに今年などは4月の後半は寒か
たので、急いで植え付けて失敗した方も多かったのではないかと思います。
購入した苗は言葉通り温室育ちですので持ち帰ったら2~3日、家の軒先で様子をみてから植えるくらいの余裕をもった方が良いかと思い
す。特にウリ科の苗は寒さに弱いです。
植え付ける畑は早めに準備しておいて、マルチフィルムを張る場合は地温確保の為に植え付けの1週間ほど前に張っておき、植える前日
植え穴を開けて乾いていれば植え穴に水をやる。植え付けは晴れた日の午前中に行い深植えにならない様に鉢土の表面が畝の表面より沈
まない様にする。茄子科野菜はすぐに支柱を立ててゆるく結ぶ。
苗が素早く根付く事がその後の収穫への第一歩であり、それにより収量も大きく左右されるので天候を見ながら計画を立てて段取り良く植え付ける。
紹介した品種のタネは弊社、小林種苗のWEBショップでも購入できます。
苗での植え付けを紹介させていただきましたが、苗の販売は行っておりません。お近くの種苗店でお求めください。
小林種苗(株) WEBショップ https://www.kobayashi-seed.com/
アメリカ種苗協会の会議に出席しました!
- 2020-03-31 (火)
- 未分類
2020年2月にアメリカ種苗協会の大きな会議があり、
弊社社長が参加しました。
弊社は日本種苗協会のメンバーであると同時に
アメリカ種苗協会のメンバーでもあります。
本協議会では、種苗業界を代表して
世界の食料、飼料、繊維、燃料など、各分野における様々な要望にお応えできるよう、
品種開発や普及活動を推進しております。
弊社もその一端を担い、種苗を通して世界中の発展に貢献できるよう、
懸命に頑張っていきたいと思います。
ASC2019クアラルンプール大会に参加しました。
- 2020-01-14 (火)
- 未分類
昨年11月25日から28日まで、マレーシアのクアラルンプールで
APSA(アジア太平洋種子協会)の2019年大会、
ASC(Asian Seed Congress)2019が開催されました。
弊社からは、小林社長が参加しました。
今回は大会の様子を簡単にご紹介します。
APSAとは、アジア太平洋地域で設立された世界最大の地域種子協議会です。
アジア太平洋地域において、高品質な野菜種子の生産・供給を行うため
日々様々な取り組みが行われています。
今回会場となった「クアラルンプール・コンベンションセンター」は
東南アジアの中でも有名なハブ空港の一つ、
「クアラルンプール国際空港」が利用でき、
非常にアクセスしやすい立地条件であるため参加人数も多く、
前回マニラ大会の約1350人を上回る約1500人の種苗関係者が集まりました。
会場では展示ブースや商談テーブルが設けられ、
また種苗・農業全般における各種講演会が行われました。
海外の種苗関係者と交流を深め、様々な情報交換を行い、
それぞれの地域に適した野菜品種を提案し供給できるよう、
これからも頑張って参ります。
2019年度小林研究農場オープンデーの様子
- 2019-12-26 (木)
- 未分類
先月開催されました、小林種苗研究農場オープンデーの様子を
簡単にご紹介します。
今年で4回目の開催となりました、弊社の研究農場オープンデー。
今回も大勢のお客様にご参加いただきました。
今年は夏から秋にかけて気温が高く推移したため、
しっかりと生育した展示野菜を皆様に見ていただくことができました。
恒例の試食コーナーでは、味と食感を追求したナスや、
雨よけなしの放任栽培でも高糖度大玉のメロンができる「おてがるロジたんメロン」、
とろけるような美味しさの「CRおおとろ蕪」「CRあじ紅蕪」、新品種の「おお黄に蕪」、
甘くてやわらかい茎が自慢のスティックカリフラワー「ドルチェオーレ」、
甘すぎるスイートコーン「アイスクリームコーン」「秋祭り87コーン」などなど、
特に食味に絶対的な自信がある品種の数々を皆様に試食していただきました。
参加いただいた方からは、
・圃場が綺麗にしてあって気持ち良く見学できた。
・びっくりする程種類が多くて楽しかった。
・説明や講演がわかりやすく為になった。
・毎回試食おいしいです。
など、嬉しいご感想をたくさんいただきました。
また、今後のご要望や改善すべき点などの声もたくさんいただきました。
皆様の声を参考に、来年度はより充実したオープンデーを開催できるよう、
これからも頑張って参ります。
日本種苗新聞12月11日発行号にて、
オープンデーの記事が掲載されました!
第30回兵庫県花き品評会
- 2019-11-28 (木)
- 未分類
令和元年11月21日に神戸市中央卸売市場で開催されました
第30回兵庫県花き品評会「秋の部」審査会に
弊社社長が審査員として参加させていただきました。
兵庫県在住の生産者様が丹精込めて栽培された花きの数々が出品されました。
花や葉の形、色艶、品目によっては株のボリュームや、茎の曲がりがないか等が、
審査のポイントとなります。
出品物はどれも大変綺麗に作られていましたが、
その中でも特に目を引く差別化されたものが上位入賞を果たしました。
今後も兵庫県の花きの推進に微力ながらお役に立てるよう、
頑張っていきたいと思います。
JAあかし ふれあいフェスタ
- 2019-11-23 (土)
- 出張日記
11月23日、快晴の日和に恵まれて明石市のフレッシュ・モア大久保店にてあかし農協様のふれあいフェスタが開催されました。明石市内にて同日開催のB-1グランプリに負けず地元農家さん達の美味しい野菜カレーやキャベツ焼きなどの模擬店、ジャグリングやブラスバンドなどのステージショー、大根抜き取りや農機試乗などの体験にビンゴ大会や餅まきなどなど盛り沢山の内容で大盛況でした!
お天気が良くて暑いくらいなので伊藤牧場のジェラート屋さん「ぐらなーと」さんのジェラートは特別おいしかったです🍦
私はクローバーファームJAあかし様の協力のもとで小林交配種の展示農場を担当し、JAの生産者様や家庭菜園の方々に品種紹介をさせて頂きました。
明日以降は展示農場の野菜もフレッシュ・モア大久保店にて販売される予定です。すぐに全部を収穫する訳ではないので展示農場はそのまましばらく見ていただけます。JAあかしの生産者の方々にはフレッシュ・モアに野菜を持ってくるついでに見ていってもらえればと思います。
2019年小林種苗研究農場オープンデー1日目
- 2019-11-18 (月)
- 未分類
11月18日(月)・19(火)の2日間、兵庫県加古川市にあります弊社の研究農場にてオープンデーが開催されます。
本日はその1日目、午後から雲行きが怪しくなりましたが、なんとか天候も持ちこたえ、無事に終えることができました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
試食コーナーは今年も大盛況!
「おてがるロジタンメロン」や「はなちゃんミニトマト」、新品種の「CRおおとろ蕪」等々、
食味に優れた品種の数々を皆様にご試食していただきました。
明日は2日目、ご参加くださる皆様、お気をつけてお越し下さいませ。
博多「よかねぎ」青ねぎ部会、発足30周年おめでとうございます。
- 2019-10-24 (木)
- 未分類
甘味があり風味豊か、シャキシャキとした歯ごたえが大人気の「博多よかねぎ」。
こちらのネギを生産されている福岡県の博多「よかねぎ」青ねぎ部会様は今年で発足30周年を迎えました。
部会員の皆様、おめでとうございます。
「博多よかねぎ」の栽培品種の一つとして弊社の「みやび姫」と「千姫」を使っていただいており、
このたび青ねぎ部会様から感謝状をいただきました。
微力ながら、博多よかねぎの生産・発展に貢献できれば幸いです。
みやび姫ネギ 購入はこちら↓
千姫ネギ 購入はこちら↓
ひめじ花と緑のガーデンフェア 今年も出展します!
- 2019-10-23 (水)
- 未分類
2019年11月16日(土)と17日(日)の2日間、10:00~16:00に
兵庫県姫路市、姫路城前の大手前公園で
第2回ひめじ花と緑のガーデンフェアが開催されます。
子供からお年寄りの方まで、花と緑に触れ合って楽しめるイベントが開催されますので、是非お越しください。
また昨年に続き、小林種苗も出店させていただきますので、よろしくお願い致します。
小林種苗株式会社
・種子、青果物、園芸資材の販売
・児童向け体験コーナー
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