小林種苗のブログ
小林交配のキャベツ【夏どり】が2等に入賞しました!
令和3年7月16日、第72回全日本野菜品種審査会が長野県の野菜花き試験場で開催されました。
コロナ対策を万全に屋外で開催され、その様子と審査結果が日本種苗協会の会報で
紹介されましたのでご覧ください。
2021年食育活動「芋づる苗の定植実習」
5月中旬、毎年恒例で行っております地域小学校での食育活動。
昨年はコロナの為実施できませんでしたが、今年は活動をしてまいりました!
子供たちはじっくり講師の話に耳を傾け、作業は笑顔で楽しくしっかりと定植作業ができました。
先生方のお力も借り無事終えることができました。
いつもご協力いただき誠にありがとうございます。
秋の収穫がとっても待ち遠しいですね*
グングン育つように水やり管理、ぜひ頑張って欲しいです!
そして、少しでも農業や野菜に興味を持ってもらえれば嬉しいです。
それではまた来年(^。^)/
兵庫県功労者表彰を受賞しました
- 2021-05-11 (火)
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令和3年5月3日(月)に小林種苗株式会社社長 小林稔は、
兵庫県功労者表彰を受賞しました。
兵庫県では、県政の伸展、公共の福祉増進に功労のあった人物、
その他広く県民の模範となった人物を、
知事が県民を代表して表彰しています。
今後とも、種苗を通して社会に貢献できるよう努めて参ります。
べと病抵抗性最強のスイートバジル新登場!
- 2021-01-29 (金)
- 未分類
このたび、スイートバジルの新品種「カンピオーネ」を
新たに販売させていただくこととなりましたので、ご案内いたします。
スイートバジルは、イタリア料理で欠かすことのできない重要なハーブのひとつですが、
近年スイートバジルの生産地では「べと病」の発生が問題となっております。
そこで、小林種苗では史上最強クラスのべと病抵抗性品種「カンピオーネ」を開発しました。
カンピオーネはこんな悩みを解決します!
上の写真はスイートバジルの生産地で撮影された従来のスイートバジルです。(2020年7月27日撮影)
こちらの産地では、べと病が多発してしまいました。
一方こちらは、上2品種と同じ圃場、同じ日に播種されたカンピオーネです。
他品種でべと病が激発する中、カンピオーネはべと病の発生はほとんど見られません。
カンピオーネの栽培方法について
カンピオーネの栽培方法は通常のスイートバジル栽培に準じます。
発芽適温は20~25℃、9cmポットまたは128穴ポットに播種します。
スイートバジルは好光性種子で、発芽に光が必要なため浅めに種まきします。
本葉3~5枚頃まで育苗し、定植します。
元肥は10aあたり、苦土石灰100kg、完熟堆肥2t、窒素成分で10~15kg程度、
条間100cm、株間30~40cmの2条植えを基本とします。
定植して本葉が10枚頃まで育った時期に、頂芽を摘心して側枝が伸びるようにします。
7月頃から高温長日により花芽が着き始めますが、花芽が着いたまま放っておくと、
花芽に栄養が取られて株が老化し、葉が硬くなります。
花芽が出来始めたらすぐに花芽を摘み取って、株の老化を防ぎ収穫期間を延ばしましょう。
カンピオーネは小林種苗インターネットショップからご購入いただけますので、
是非チェックお願い致します。
https://www.kobayashi-seed.com/shopdetail/000000005821/
ハボタン(冬出しポット栽培)の審査会に参加しました。
- 2020-12-10 (木)
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2020年12月9日、兵庫県加西市にあります
県立農林水産技術総合センター 農業技術センター にて
「第66回全日本花卉品種審査会 ハボタン(冬出しポット栽培)」が開催され、
小林社長が審査員として参加させていただきました。
ハボタンといえば、「祝福」「利益」「慈愛」などといった意味を持つ縁起の良い植物として、
主に正月飾りなどで使用されていますが、
兵庫県は日本でも有数のハボタンの産地で、
特にセンターのある加西市はハボタンの生産量が県内でも最も多く
年間約60万ポットものハボタンが全国へ向けて出荷されています。
本審査会では、丸葉系、ちりめん葉系、切り葉系など、
計13点のハボタン品種が出品されました。
どの品種も大変美しく、採点が難しい程の素晴らしい出来栄えでした。
社内品種勉強会 パート2
- 2020-11-26 (木)
- 未分類
前回に引き続き、研究農場にて社内スタッフの勉強会が行われました。
弊社では野菜品種の特性や栽培方法などについて、定期的に勉強会を開き、
スタッフの知識向上、お客様へのより良いサービスの提供を目指しております。
今回も題材に上がった品種のご紹介をさせていただきます。
きになる白菜べー太郎
こちらは「きになる白菜べー太郎」、とても “きになる” 名前ですね!
実はこのべー太郎、β-カロチンの含有量が通常の白菜の3倍多く含まれているのです。
球内色は国内最高峰と言ってもいい程の鮮やかな黄色を帯び、
球芯部分はオレンジ色に染まるという、これまでになかった独特の外観をしています。
「きになる白菜べー太郎」は75日タイプと85日タイプの2つのラインナップで販売させていただいております。
珍しい白菜を作りたいという方、最近栄養不足が ”きになる” という方は是非ご賞味下さい。
「YR海舟」は萎黄病抵抗性と、黒腐れ病に非常に強い耐病性をもつ、11月~12月収穫向けのキャベツです。
また他のキャベツとは異なり、湿害に非常に強いという特徴をもっています。
台風や大雨の後、畑に水が溜まってしまい、根っこが傷んで玉が生育しなかった、
「YR海舟」はそんな悩みを解決します。
営利栽培で安定出荷を目指す生産者さんに是非おすすめしたい品種です。
前回も紹介させていただいた 「うまべに」 は、
甘味が強く大変美味しい人参です。
今回は特に色に注目していただきたいのですが、
画像の左側が 「うまべに」、右側が他社で販売されている夏まきの代表的な品種になります。
「うまべに」は根部外皮だけでなく、内部まで色濃く綺麗に仕上がります。
九州や兵庫県の産地でも栽培されている品種で、プロの生産者から家庭菜園まで、
幅広く利用され、好評をいただいております。
「ラップスター」は包葉性に優れる早生カリフラワーです。
カリフラワーは、花蕾部分に日が当たると黄色く変色します。
特に早生品種は晩生品種と違い、外葉が小さく花蕾を包んでくれないため、
純白な花蕾を収穫することは難しいです。
しかし「ラップスター」は、早生品種としては珍しく
外葉が伸びて花蕾を包み、純白な花蕾を収穫することも可能です。
また花蕾の揃いも良く、生育旺盛で作りやすい品種です。
純白なカリフラワーが少ない10月~11月収穫の作型に是非「ラップスター」をおすすめします!
種子の購入は、小林種苗株式会社インターネットショップへ
https://www.kobayashi-seed.com/
第31回兵庫県花き品評会(秋の部)に参加しました!
- 2020-11-21 (土)
- 未分類
2020年11月19日、兵庫の花づくり推進協会様主催の品評会、
「第31回兵庫県花き品評会 秋の部」が姫路市生花卸売市場で開催され、
小林社長が審査員として参加させていただきました。
出品品目は、ストック・バラ・キク・ハボタン・シクラメン・パンジー・ビオラ・・・等
合計99点の花きが出品されました。
どの作品も、出品者様の愛情と魂を込めて作られており、大変綺麗に仕上がっていました。
開催地である姫路市の近隣には、ハボタンの産地があり、
ちょうど正月を控えた時期ということもあってか、今回はハボタンの出品が多く見られました。
審査基準は品目ごとに異なりますが、主に
花や葉の形、色つや、茎が真っ直ぐ伸びているか、
株のボリューム感、病気や生理障害、傷みはないか等を見て、
それぞれ採点されます。
今回の品評会では、ハボタンの萌花マーブル(加西市別府町)が金賞、
チェッカーベリーのビッグベリー(養父市尾崎)と
ストックのホワイトアイアン(淡路市尾崎)が銀賞に選ばれました。
入賞された出品者の方々、おめでとうございます!
昨今のコロナ禍により、外出自粛を余儀なくされる中、
家庭での花き栽培需要が高まっております。
花は観る人の心を癒し、明るくさせてくれます。
花き推進活動を通して、日本が今よりも もっともっと明るく元気になれるよう願っております。
社内品種勉強会
- 2020-11-10 (火)
- 未分類
先日弊社の研究農場にて、社内スタッフの勉強会が行われました。
弊社では、シードアドバイザーとして
お客様のニーズに適した野菜品種を提案させていただけるよう、
研究農場にて勉強会を開いております。
各野菜の栽培方法から品種特性、食味試験など、
見て聞いて触って食べて、五感で体感しながら、
情報共有と知識向上を図り、より良いサービスを提供できるよう努めております。
今回勉強会で題材となりました、今収穫期を迎えた野菜品種について
いくつか紹介させていただきたいと思います。
写真一番右の品種が、弊社の赤蕪「CRあじ紅蕪」です。
品種名にCRと付いている通り、根こぶ病抵抗性を持ち、
さらに白さび病にも強く、つくりやすい品種です。
でもCRってつくとなんだか硬そうというか、あまり美味しくなさそうなイメージを
皆さん持たれてはいませんか。
そんなことは全くありません!
「CRあじ紅蕪」はめちゃくちゃ美味しいんです。
家庭菜園で人気の他社赤蕪品種と食べ比べをしてみましたが、
「CRあじ紅蕪」の方が柔らかくて甘味も強くて本当に美味しい!
これは是非皆さんにも食べてもらいたいです!
人参の右側に写っておりますのが「おお黄に蕪」、生育旺盛で揃いの良いF1黄蕪品種です。
黄蕪は白蕪や赤蕪とは違った食感で、緻密でしっかりとした肉質を持ち、
ヨーロッパでは加熱調理して食べられます。
今回は加熱せずそのまま試食しましたが、
味が濃く、甘味と若干の苦味が織り成す食味は、
まさしく「上品な大人の味」といったところでしょうか。
また今回は試食できませんでしたが、加熱調理するとホクホクとした食感になり、
こちらも大変美味しいです!
「うまべに人参」は九州の産地でも栽培されている実績ある品種です。
みずみずしくて甘味があり、味はしっかりしているのにクセがない美味しいニンジンです。
実は筆者は人参が少し苦手でしたが、「うまべに人参」を試食してみて
「あれ?ニンジンってこんなに美味しかったっけ?」
と思ってしまいました。(リアルな感想です)
各地で人参ジュースの材料にも使われていて、こちらも大変好評をいただいております。
「スーパーレッド」は、収量性抜群のレッドキャベツ品種です。
レッドキャベツは、通常のキャベツより一回り小さい0.8kg前後の球が一般的ですが、
「スーパーレッド」は1.5kg以上の球を収穫できます。
また耐寒性が強く、在圃性に優れるのも魅力です。
収量性を求められる加工業務用として、特におすすめしたい品種です。
「おかわりキャベツ」は食味極上の大人気キャベツです!
耐暑性、耐病性(萎黄病、黒腐病)、耐雨性に優れ、
作りやすさと美味しさを両立させた品種です。
定植後65日から収穫できる早生品種ですが、
早生品種は生育が早い分、すぐに裂球してしまうところ、
「おかわりキャベツ」は早生タイプとしては珍しく在圃性に優れ、
20日程度圃場に置くことができます。
球芯が短く、中はぎゅっとしまります。
糖度は最高13度、おかわりしたくなるほど美味しいキャベツということで名づけられましたが、
肉質は比較的やわらかくジューシーでありながらも、肉厚でしっかりした品質でもあるため、
家庭栽培だけでなく、加工業務用としても栽培され、好評をいただいております。
今回紹介させていただいた品種は
弊社インターネットショップからご購入できます。
面白いなと思った品種、食べてみたいなと思った品種がありましたら、
是非インターネットショップにてお買い求め下さい。
小林種苗株式会社インターネットショップ
https://www.kobayashi-seed.com/
ほくほく甘い!食味最高のカボチャ品種「マロンゴールド」!
- 2020-08-22 (土)
- 未分類
先日、弊社の研究農場で、カボチャ品種の食味試験を行いました。
今回の試験では、国内で多く流通している代表的なカボチャ品種を7種用意し、
30分間蒸かして、糖度、食感、を中心とした食味を総合的に評価しました。
その中でも弊社のマロンゴールドは甘味が非常に強く、
他品種を大きく凌ぐ美味しさに、スタッフ一同感動を覚えました!
マロンゴールドは味と収量性を追求した早生カボチャ品種です。
ご家庭に美味しいカボチャを提供し、食の楽しさ、感動をお届けできればと思い、
開発させていただきました。
是非ご賞味いただければと思います!
小林交配 カボチャ マロンゴールド
・果実は2kg以上の大果で、収量性が高い。
・偏円球で果肉が厚く加工適正も高い。
・草勢はやや強く大葉の早生品種。
・粉質、高糖度の良食味品種。
・成熟日数は45~50日、積算温度は850~900℃になります。
マロンゴールド購入はこちら↓