- 2013-09-04 (水) 13:08
- 出張日記
今日は、中国浙江省からのレポートです。
先日上海市を訪問した時も40℃近くの気温で、暑さが苦手な私は呼吸困難になりそうでしたが、
やはり浙江省でも60年ぶりの猛暑で人工降雨を実施して、畑の干ばつを緩和する対策をとったとのことでした。
また、杭州市では夏の干ばつの影響で野菜の生産量が減り、販売価格までもが上がり続けたのです。
特に地元野菜の供給が不足したため、他地域からの調達が増えたそうです。
そのような中で弊社は極めて暑さに強く、大変美味しい中国国内の市場消費向けとして
大人気のキャベツや白菜その他野菜品種のタネを色々と販売し続けています。
これらの品種群が今後の世界における地球温暖化対策作物のひとつとして、少しでも生産者の方々の
お役に立てることを私も心から期待しています。
ところで、最後になりますが、中国の典型的な種苗店の画像をお伝えします。
これは店舗内の一部の風景であり、日本のお店に比べて陳列されている種子の数が大変多く、
中国の国土(畑)のおびただしい広さが垣間見られます。
また、私もいつものように種子を購入しましたが、中国の物価が総じて安い割には、種子代が比較的高いのも
我が国とは異なる特徴です。この点が、広大な栽培面積と合わせて世界中の種苗会社を中国マーケットの
熾烈な競争に巻き込んでいる、大きな理由の一つなのでしょうか…。
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