皆さん、こんにちは!
今回は弊社の新商品、「ガウディ」リーキをご紹介致します!
小林交配 リーキ(西洋葱) ガウディ
西洋料理の高級食材!煮込み料理でとろける美味しさ!
・草姿は半開張性で葉色濃く、葉鞘部の太り、伸びが良い。
・葉鞘部は非常にボリュームがあり直径5~6cmにも太る。
・春まきの早生種で秋~冬収穫に向く。
・耐暑性・耐寒性に優れるが、湿害には弱いので、圃場の排水には特に気をつける。
リーキ(西洋葱)ってどんな野菜?
日本では、まだあまり馴染みが無いリーキですが、
そもそもどんな野菜なのか、簡単にご紹介させていただきます。
リーキは葱の仲間です。
日本の白葱と同様、土寄せして軟白部を育て、この軟白部を料理として利用します。
しかし、日本の白葱とは異なり葉は硬く、長く扁平な形をしていて、
軟白部は日本の白葱よりも太く、ずっしりとボリュームがあります。
軟白部の太さは品種によってそれぞれ異なりますが、
弊社のガウディのように、5cm以上に太る品種もあります。
群馬県の特産物「下仁田葱」のようなイメージです。
リーキ(西洋葱)の栽培方法は?
リーキの栽培方法は、基本的に白葱と同じです。
リーキの栽培のポイントについてご紹介します。
播種と育苗
中間地では、3月中旬~4月頃が播種適期となります。
地床育苗もできますが、セルトレイやポットを利用すると栽培しやすくおすすめです。
施肥と定植
リーキの根は湿害に弱いため、排水性の良い肥沃な圃場で栽培します。
元肥は1反あたりの成分量で、チッソ・リン酸・カリをそれぞれ10~15kg程度が目安です。
日本の白葱同様、土寄せして栽培するため、溝を掘って植えつけます。
畝幅100cm、株間15~20cm程度で定植します。
リーキの葉は平面状に広がるため、
定植の際、畝の方向に対して45°傾けた方向に葉が広がるように定植することで、
その後の栽培管理がやりやすくなります。
黒矢印:畝の向き ※写真は収穫期のものです。
土寄せと追肥
定植後1ヶ月頃から、3回に分けて追肥とともに土寄せを行います。
土寄せのタイミングは1ヶ月おきに1回、
1回の追肥の量は、チッソ成分量で1反あたり3~5kgが目安です。
リーキの葉は、上記の写真のように重なり合った付き方をします。
土寄せ時、土や肥料が葉の付け根部分に入らないように注意します。
雨除け栽培
通常は3~4月に播種育苗し、6月に本圃に定植しますが、
高温多湿により、夏越しが難しい場合は、
5~6月に雨除けハウス等に仮植し、9月上旬に本圃へ定植して栽培します。
リーキ(西洋葱)のおすすめの食べ方は?
リーキは西洋料理の高級食材として、
スープ、ポトフ、マリネ、グラタン、肉巻グリルなどの用途で使われていますが、
和食との相性も良いため、鍋料理、すき焼、焼鳥などでも美味しくいただけます。
特に煮込み料理では、味・香りまろやかで甘く、とろりとして柔らかくなるも煮崩れしにくい。
葱特有の臭いが少ないので、食べやすい野菜です。(ちなみに無臭ニンニクもリーキの仲間です)
リーキの葉は繊維が多くあまり食用には適しませんが、ダシ取りとして利用できます。
リーキは国内では、北海道、長野県、岡山県に産地がありますが、
国内の生産量は少なく、大部分が海外から輸入されているのが現状です。
しかし、海外産では輸送に時間がかかり鮮度が落ちてしまうため、
食のグローバル化に伴い、新鮮な国内産の需要がこれから高まってくると予想されます。
煮込み料理、焼き料理で上品な味わいを誇る西洋野菜のリーキ。
今年の春作で、ぜひ栽培されてみてはいかがでしょうか。
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