- 2018-09-12 (水) 14:49
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こんにちは、FUKASEです。
先日、弊社の社長と農場長が、オーストラリアのタスマニア島へ採種指導に行ってきました!
採種(さいしゅ)とは読んで字の如く、種を採ることを意味します。
弊社では主に海外の委託圃場で、皆様に提供させていただく野菜の種を生産しています。
タスマニア島はオーストラリアの南東に位置する小さな島です。
日本とは季節が真逆になるため、9月はオーストラリアでは春になります。
野菜の花は、冬の寒さを受けることで花の元になる部分が形成されて、
その後訪れる春の暖かい気温などを受けて開花していきます。
このように開花のメカニズムは、気候条件によって支配されているため、
通常年に一度しか、採種のチャンスがないように思えますが、
季節が真逆となる南半球の国々で採種を行うことで、半年ごとに種採りができるのです!
特にタスマニア島は、9月から乾燥期に入り、
種子の品質が決まる重要な時期「開花~収穫・乾燥」を、適した環境下で行えるため、
品質の良い種子の生産が期待できます。
キャベツ圃場
今年のタスマニアの天候は、平年よりやや暖冬気味で、
キャベツのとう立ち・開花の進行具合は、平年よりも10日程早く感じられました。
今のところ、順調に生育しています。
カリフラワー採種圃場
今後も引き続き指導を行い、
皆様に高品質な種子をお届けできるよう、努めて参ります。
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