皆さん、こんにちは!
12月に入り、本格的に春種の出荷が始まりました。
また弊社では、植え付けまで少し早いですが、
馬鈴薯の販売を始めさせていただきました。
現在、販売させていただいている品種は、
男爵・メークイン・キタアカリの3品種です。
他の品種も準備が出来次第、追加させていただきます!
馬鈴薯は、栽培にあまり手が掛からないため、
初めて家庭菜園をされる方にもおすすめの野菜です。
馬鈴薯を栽培されたことがないという方も、いらっしゃるかと思いますので、
今回は、馬鈴薯の栽培のポイントをご紹介させていただきます。
馬鈴薯はどんな野菜?
馬鈴薯は南米の高冷地を原産とするナス科の野菜です。
高冷地出身ということもあって、気温15~20℃の比較的冷涼な気候を好みます。
日本では、主に北海道で栽培されたものが多くでまわりますが、
一般地では、主に3月頃に植え付け、6月頃に収穫します。
馬鈴薯はナス科の野菜ですので、ナスやピーマン、トマトなど
他のナス科の野菜を栽培した畑では、連作できません。
3~4年の輪作をするようにしてください。
馬鈴薯の栽培方法は?
種芋の準備
まず、種芋を用意します。
種芋はスーパーなどで販売されている食用のものではなく、
ウイルス病などにかかっていない無病のものを用意しましょう。
(園芸店などで購入できます。)
畑の準備
畑は深さ30cm程度耕し、幅60cm程度の畝を立てます。
馬鈴薯は、湿り気の多い土壌では病気が多発してしまいますので、
排水性の良い畑作りが大切です。
畝を高く立て、また畝の周りに溝を掘るなどして、
降雨後の雨水が上手く排出されるような畑を作っておきましょう!
植え付け
用意した馬鈴薯に芽がついたら、40~50gに切り分け、
2~3日間、切り口を乾かします。
そして十分に乾燥させたら、
深さ10cm、株間30cm間隔で植え付け、土を被せます。
芽掻き
芽が15cm程度に伸びてきたら、丈夫な芽を2~3本残して他の芽を掻き取ります。
このとき、種芋ごと引き抜かないように、株元を片手でしっかり押さえ、
もう一方の手で芽を横に倒すようにして引き抜きます。
追肥、土寄せ
芽掻きの直後と、その2週間後の2回に分けて追肥を行います。
1㎡あたり一握り程度の化成肥料を施します。
追肥の後は、谷の土を鋤くって株元にかけて土寄せを行います。
芋が日光を浴びると、緑色に変色してソラニンという有毒な物質が生成されます。
必ず土寄せを行いましょう。
馬鈴薯(種芋)の販売ページはこちら
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