サカタのタネ ダイコン種子 冬みね2号【取り寄せ注文】*秋のみ商品 *種子有効期限2024年5月末
販売価格
440 円 (税込)
内容量
製造元:
サカタのタネ
商品コード:
4579
ポイント:
22
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す入りが遅い総太大根 冬みね2号
特長
トウ立ちや、す入りが遅い秋まき早春どりに適する青首ダイコンです。つまり型でとても寒さに強く、暖かい地域では冬の露地栽培ができます。外観、肉質ともに秋ダイコンに近く、品質がすぐれています。「冬みね」よりもやや小葉で、やや根長が長くなるタイプです。
栽培環境
できるだけ耕土が深く、水はけのよい畑を選びます。タネまき予定の2週間ほど前に1㎡当たり苦土石灰約100g、完熟堆肥約2kgと有機配合肥料約100gを目安として畑に施し、30cmほどの深さに耕します。未熟な堆肥をタネまき直前に与えると根が変形するので注意します。根をスムーズに伸ばすために、石や雑草の根などをとり除きます。また、水はけの悪い畑を利用する場合は高うね栽培をおすすめします。
タネまき~植えつけ
条間45~55cm、株間20~25cmを目安として3cmほどの穴をあけ、1か所にタネを3粒ずつまき、厚さ1~2cmほどに覆土します。間引きは本葉が5~6枚までに行い、1本立ちにします。
管理のポイント
追肥は間引き後、株の周りに速効性の化成肥料2握り程度をうねの肩に交互に施します。そのとき、軽く耕しながら株元に土寄せし、風で株が回されないようにします。また、栽培期間が長いので、肥料切れを起こさないように、本格的に寒くなる前の12月にも追肥を行い、葉を丈夫につくります。霜が降り始めたら、不織布のべたがけを行なうとよりいっそう丈夫に育ちます。
病害虫・生理障害
アブラナ科作物の連作や窒素過多を避け、軟腐病や白さび病などの病害を発生させないようにします。ネキリムシ、コナガ、アブラムシなどの防除を早めに行ないます。また、アブラムシは葉に群生して生育を阻害し、モザイク病を媒介するので、早期発見、早期防除に努めます。根の表面に小さな病斑ができるのはセンチュウの寄生によるもので、マリーゴールドなどの忌避作物を栽培して防除します。
楽しみ方など
根が地上に抜き上がってきて、種まき後90~130日ぐらいで、長さ38cm、太さ7cm、重さ1~1.2kgになると収穫適期です。収穫が遅れるとスが入り、品質が落ちますので注意して下さい。
■ プロの方向け情報
抜群の耐寒性をもつ、2~3月どり向け晩抽系 高品質ダイコン
特性
1.やや黒葉のつまり葉、とくに耐寒性が強く、暖地の越冬栽培および一般地の霜よけ被覆栽培に適する。
2.肌にテリがあり、晩生で尻部の肉付きがよい。肉質・外観ともに秋系ダイコンに近く、高品質である。
3.青首内部の青肉が少なく、肉質がしっかりしているので、生食はもちろん、おでん、刺身のツマ等の加工にも向く。
4.晩抽系の青首ダイコンであり、3月中旬くらいまでは抽だいの心配なく収穫できる。
5.「冬みね」よりもやや小葉でやや根長のでるタイプである。耐寒性および晩抽性は同程度。
適応性
晩抽性と耐寒性を有する上に、ゆっくりと肥大する性質があるので、温暖地において、秋冬どりと春どりの間に収穫することができます。
一般地(千葉基準)9月下旬~10月上旬まき、1月上中旬~3月中旬どり、暖地(三浦基準)10月上中旬まき、2月中旬~3月中旬どり、暖地(鹿児島基準)10月中下旬まき、2月どりに適します。
土づくりと施肥
良質な土壌にするためには、堆肥や緑肥等の施用による土壌の団粒構造化が有効です。無臭微生物肥料「バイテクバイオエース」施用や「バイオ21」で発酵させた良質な完熟堆肥を施用することにより、有効菌による病害虫軽減も期待できます。
施肥については、元肥を少し控えめにし、追肥をこまめに行います。収穫間際の肥料切れは、葉の耐寒性が落ちるので注意が必要です。
播種
栽植密度は、地域や作型によって異なりますが、本品種は比較的密植栽培が可能で、畝間40~50㎝×株間20~25㎝くらいが適当です。
管理
生育後期は霜害・凍害が発生しやすい時期です。肥料切れはそれらを助長し、根の肥大不足や肌の老化等の品質低下を招くことがあるので、しっかりと追肥を行ないます。また霜が降り始めたら、べたがけ被覆やトンネル被覆を行うことで霜害・凍害による症状を軽減できます。ただし、肩がこけるため、マルチ栽培には不向きです。
病虫害防除については、早期の殺菌剤と殺虫剤の散布を心がけます。
収穫
収穫適期を過ぎてもす入りの心配が少なく、良質のダイコンが収穫できますが、収穫期を極端に遅らせると葉の枯れや抽だい、各種障害が出やすくなるので注意します。
「冬みね」「冬みねセブン」との比較
「冬みねセブン」よりも少し根が短く、曲がりが少なめだが、根形、肌質は「冬みねセブン」よりも「冬みね」に近い。「冬みね」と比べると草姿がコンパクトで、根長が少し長く、そろいがよい。
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